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西川町の文化財

第27号 石造物 旧本道寺代参塔群

カテゴリ: 町指定文化財 地域: 西川町
(登録日: 2009/03/02 更新日: 2009/06/15)


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指定年月日 平成18年12月28日
所有者    湯殿山神社(旧本道寺)
所在地    西川町大字本道寺字大黒森381番地
員数     7基

現  状
 湯殿山神社(旧本道寺)境内に7基の代参塔が建っている。塔型は角柱型が6基、他の1基は自然石である。角柱型の5基は現在地に移動して、一直線状に配置されている。自然石に刻まれた代参塔は他の石碑群の中に混在している。
 代参とは湯殿山信者が諸願成就のため、多額の金銭を旧本道寺に寄付し、信者に代わって旧本道寺の住職が祈願(住職は山先達に命じて湯殿山に代参させる)することであり、信者は御札(御祈祷札)を受けるのである。代参は毎月の依頼が多いが、毎日の場合もある。
 代参塔は、代参依頼の寄付額の一部を用いて建立されたものである。その性格は湯殿山供養であり、建立年代は18世紀後半である。代参塔を建立した信者は下野国(栃木県)の那須郡、塩谷郡、河内郡に居住する人々が多いが、地元の吉川村の松田長左衛門が願主となっている塔もある。
 各代参塔の建立経過の詳細は不明であるが、「湯殿山永代日御供田寄進」等の事例から、他の代参塔の建立要領を推察することができる。
 代参塔は、湯殿山への代参依頼に伴う供養塔の建立という特異な信仰形態の存在と往時の旧本道寺の繁栄を偲ぶことができ貴重である。

「湯殿山永代日御供田寄進」塔について
1 建立年月日  安永5年(1776年)7月23日
2 塔 型    笠付、柱状型
3 寸 法    総高(298.7p) 幅(49.0p) 厚さ(47.5p) 台座3段
4 銘 文
 (1)正 面  ○湯殿山永代日御供田寄進(○印は日輪)
 (2)右側面  供養導師本道寺現主法印長雄
         安永五丙申天七月吉祥日
               山先達  白岩村
 (3)左側面  下野国那須郡願主頭
               下川村  後藤弥助
                    大嶌楢右衛門
               市之沢村 渡辺惣七
               同    大嶌長次良
               同    船山重兵衛
5 寄付額  87両
          55両 日御供田(水沢地内にての供田買上代)
       内訳  5両 御札、駄賃
          27両 石碑料、開眼供養料等
6 寄付者の居所  下野国(栃木県)那須郡寺子村 外43ヵ村
7 世話人  大世話人  市沢村  渡辺惣七 外3人
       小世話人  長者谷村 渡辺権平 外1人
       同     松原村  阿久津万右衛門 外6人
8 その他
   旧本道寺では御供田を奉納した信者に対し、毎年山先達(白岩村 軽部右膳)を出張させて、御守札(御祈祷札)を配っていた。
 
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